MENU

 無料でお菓子やジュースがご馳走になれる、女の子にとって夢のような世界の出会い喫茶、ここに入り浸るようになっていきました。
男の人から声がかかるなんて言うのは少しも視野にいれてなく、とにかくのんびりと無料で過ごすことができるために最高の場所だと思ったのです。
私と中学時代の友達は同じように仕事もしていませんから、時間だけはたっぷりあり余っている状態です。
さらにお小遣いがない私たちにとって、無料でお菓子やジュースや漫画やインターネットを楽しむことができる、こんな世界は天国以外のなにものでもないのです。
だからこそ、頻繁にこちらに出かけてきては、時間を潰す日々を送っていたのでした。
この出会い喫茶を利用していく事は、延々と続いていく事に違いないと思っていました。
男の人からは声をかけてもらうことは出来なかったけれど、そんなのは二の次ですからまったく問題ではありませんでした。
だから、ずっと出会い喫茶に居座ってしまっていたのです。
だけど、これが良くなかったみたいですね。
あまりにも頻繁に出かけていき、お菓子やジュースをたくさん頂いていた事もあり、店側からついにクレームが出てしまったのでした。
しかもとんでもないひどいこと言われて追い出される羽目となってしまったのです。
「お前らみたいなデブスがいると、こっちの商売に影響が出てしまうんだよ」
かなり怒った様子で店の人に言われてしまって、そのまま二度と来ないように出入り禁止と釘を刺されてしまいました。
せっかく無料でお菓子とかジュースを楽しめたのに、その素晴らしい時間はこれで打ち切られることになってしまったのでした。
そして元のようにブラブラとした生活を続けていく事になってしまったのです。
すばらしい日々は長くは続かなかったのです。